アロマテラピー

『アロマテラピー』と『アロマセラピー』の違いって?

こんにちは。まちとかおりが大好きな北九州の香りすと みおん です。
梅雨開けて、夏本番! こまめな水分&ミネラル補給を心がけて
夏を謳歌していきましょう~!

アロマテラピーとアロマセラピー。違いはあるの?

アロマテラピーとアロマセラピーという言葉。さてさて、皆さんはどちらを良く耳にしますか?
そもそも、アロマテラピーという言葉は、
『 アロマ = 芳香 』 『 テラピー(セラピー) = 療法 』
を組み合わせた“造語”なんです。では、その言葉ができたきっかけを少しご紹介いたしますね。

アロマテラピーの言葉が出来たきっかけ

『アロマテラピー』と言う言葉が生まれたのは、長い歴史の中では、比較的、最近なんです。
フランスの化学者“ルネ・モーリス・ガットフォセ”が香りの研究を行い、香りを使った療法を
香り+療法=アロマテラピー と命名したことによるといわれています。
そして、研究結果をまとめた本『aromatherapie(芳香療法)』を1937年に刊行しました。
“アロマテラピー”という読みは、フランス語読みなんです。
?でも、アロマって、イギリスからきたのでは?って疑問に思う方もいらっしゃいますよね?

イギリス?フランス?アロマのルーツって?

フランスのアロマテラピーは、医療従事者が行う『メディカルアロマセラピー』が主流です。
お医者様が処方箋を出して、精油を使います。
日本で、ホームケアとして行っているアロマテラピーは、イギリスから入ってきた
『ホリスティックアロマテラピー』が主流となっています。(*ホリスティック=包括的な
このホリスティックアロマテラピーは、フランスの生化学者マルグリット・モーリー女史が
精油を植物油で希釈してトリートメントを行うことを提案しました。
女史が書いた本「ル・キャピタル・ジュネス(最も大切なもの。。。若さ)」が英訳されて、
この本がイギリスのアロマテラピーに影響を与えたといわれています。
日本語訳の本も刊行されたので、読んでみてはいかがでしょうか?

日本でのアロマテラピーのきっかけは?

日本で現在のようにアロマテラピーが行われるようになったきっかけは、
イギリスのロバート・ティスランドが書いた「アロマテラピー 芳香療法理論と実際」(1977年)が
翻訳されたことがきっかけと言われています。(1985年)
東洋の思想の「陰・陽」や、西洋の占星術にも触れている著書は、アロマテラピーを学ぶ方は、
是非とも読んでいただきたい本の一つです。(文字がびっしり!です。けれど。(笑))

では何故、アロマテラピーなのかしら?

英国式のホームケアのアロマテラピーは、日本で受け入れやすかったようで、
現在のように、様々な分野で広がっています。
英国式のアロマテラピーを行っている私達ですが、英語読みの「アロマセラピー」ではなく、
フランス語読みの「アロマテラピー」を使っています。
それは、芳香療法を研究し、「アロマテラピー」という言葉を作った
ガットフォセに敬意を表して、フランス語読みの「アロマテラピー」を使っているともいわれます。

アロマテラピーをお伝えします

日本でも医療従事者による芳香療法がおこなわれていて、『日本アロマセラピー学会』があるように、
こちらは、英語読みの「アロマセラピー」の言葉を使われています。
少し前までは、アロマテラピーはホームケア、アロマセラピーは医療従事者によるものと
区別する時期もありましたが、現在は、明確な区別はしていないようです。
私は、(公社)日本アロマ環境協会に所属しているので、こちらのサイトでは、
「アロマテラピー」で、暮らしを彩る、心を潤す香りの身近な使い方をご紹介していきたいと思います。